朗読 林芙美子『骨』

昭和24年「中央公論」
なんじ兄弟の眼にある物屑を見て
己が眼にある梁木を感ぜざるは何ぞや
　　　　　　　　馬太伝
林芙美子
• 林芙美子
林 芙美子
1903年〈明治36年〉12月31日
～ 1951年〈昭和26年〉6月28日

[@momo-ln2bm]

なんとも、やり切れない気持ちになる小説ですね。戦争が人の命だけでなく、精神まで荒廃させていく。
朗読、ありがとうございました👌

[@seichan_bungaku]

荒涼とした風景が、読後いつまても残るようです。このリアリスティックな文章、さすがですね。ありがとうございました。

[@keikotaniguchi7819]

なんとも切ないお話ですね。でもこれが現実だったのでしょう。戦争はしてはならぬのです。朗読有り難うございました。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます。
林芙美子作品は、悲壮な中に希望のある読後感、というイメージでしたが、これは少し違って感じます。いろんな引き出しを持つ作家だなあとしみじみ思う作品でした。ありがとうございました。

[@ほむらマジカ]

『骨』というタイトルに怯んで敬遠してしまってましたが、引き込まれて目頭が熱くなりました。じわじわきてじーんときました。凄みのある巧さだなあと溜め息がでました。眠れなくなっちゃった(T . T)

[@seichan_bungaku]

お聞きくださり、ありがとうございます☺️
これぞ名短編という作品ですね。

[@mymahalia]

「放浪記」などの自伝的作品における生の謳歌が好きである。それが社会の状況が変わると絶望にのたうち回るということか、よく分からない。宮本百合子が作家人生を犠牲にして社会活動にのめり込んだと同じような強い気持ちが働いていたのか。（結果的には、）当時の社会の様子を伝えることも作家の大切な使命か。

[@風フジマル]

今回もありがとうございます。ところでこの作品のヒロインの娘の名前は調べましたら笑子と書かれていますね。笑顔が素敵な女性として、笑子ちゃんは家族の分まで幸せになって欲しいと作者は願って命名したのだと私は思いたいです。

[@seichan_bungaku]

お聞きくださりありがとうございます😊
林芙美子の作品は、悲惨な現実を描きながら、どこかに明るさを感じさせるところに魅力を感じます。
笑子ちゃんがこの家族の救いですね。笑子ちゃんに、この後少しでも明るい未来が用意されていることを祈ります。